初夏の恒例 辻 和美展@ZAKKA

沖縄で7月史上最大級の台風と称された 台風9号
沖縄から九州にかけて歴史的な降雨。もしかしたら日本列島縦断コースが予報されました。梅雨前線も停滞しているなか日本列島が雨風の勢いがすさまじく。
長野では崖崩れで被害がでました。

7月11日。表参道のザッカでは、恒例の辻 和美さんの展示です。
朝まで関東地方では台風の影響で凄まじい降雨が予報されていましたが、歴史に残る台風は九州から紀伊半島に至るまでに 海からの力を雨という形で落としてきました。
早朝には 足早に関東地方を走り抜き太平洋へ抜けて 関東においては 予報より被害なくおさまりました。

朝一番で 仕事を終えて この期を逃すかと表参道へ!

表参道の交差点を原宿方向へ 足は自然に早足になります。台風一過の陽射しはすでに暴力的な勢い。 眩しいけど見上げる青空は澄み切っています!

中国茶やさんからジャーナリルスタンダードの路地へ ザッカの看板がみえてきました。益々 小走りに

ザッカ到着 あら人がいない そればかりか展示の知らせもなければ 店がやってない。。。 もしや 辻さんまだ搬入してない???

まったくアホさに飽きれますが ザッカは移転しています
気がつきませんでした。


改めて 移転先の店舗に到着。 いつも程ではないけど 行列。(来る途中でザッカの紙袋を抱えた方々 多数とすれ違いました。)
住宅街の奥です。いつものように整理券をもらい日陰にならびました。

たち止まったら 大量の大汗です。

※昔の職場では、いつも 『やまちゃんの傍に寄るとメガネが曇るよ』 とか 『足元に水溜まりができてるよ 』とか 『上半身と下半身で作業着の色が違うよ』 とか 半ば冗談とも本気ともとれない状態でした。

空調の利かない作業所でサンドペーパーをかけていたのが 随分昔の事になってしまいました。

お〜脱線してしまいました。

そんな昔を彷彿させるような発汗です。

30分位待ち 店内に入れました。狭い店内 私以外は全員女性の店内。

クマゴローな私は既に浮いてますが、皆さん涼しい顔して目はハンターそのもの!ごっそりガラス作品を買ってゆきます。

三度目の店舗ですが、基本的佇まいは同じですが 一番狭いので 立ち止まったりできず、何度も選びたいなら 一方通行の流れに沿わなけれなりません。

あれだけ 発汗しびっしょりになり 今度は冷えてきました。

辻さん独自の格子や切りこ 水玉 などお馴染みのデザインの他 乳白色や透明グレーなどがあります。

やはり辻さん印の作品が欲しいですが なかなか叶ったものがありません(予算と理想的な作品が合わない。。。)

皆さんは欲しいものを根こそぎカードで、買ってゆきます!

辻さんもいらして
あれこれ作品をだしたり お客様と会話なさっています。

辻さんって 凜としついて 潔くて と いう印象がみうけられますが、近くに作家さんがいるのに 本人目の前にすると おしゃべりできない ヘタレなんです。
どんな方なんでしょう! あの垂れ目でホクロがセクシーで 私よりも長身で あのショートカットも好みなんですよね。


どんどん冷えて冷たくなってるシャツがヒンシュク者になっているのはわかるんです。狭い店内 どうしても肘が当たってしまうとかありますし。。。

ガラスの器を手にとりながら、どんな風に使おうかな〜って思うだけでニンマリしてしまいます。


ZAKKAというとあの地下の店舗がとても印象深いし、店番は若い子に任せて 吉村さんはミシンに向かっている姿が焼き付いてます。会計を済ませ、吉村さんの前を通り出口にむかうと 吉村さんはスッと笑顔を向けてくれます。それだけで もう今日はシアワセ〜なスマイルです!

今回は出入口にたちドアマンさながらご案内されてました!





戦利品を胸に浮ついたまま、ZAKKAをあとにしました。帰り道は宛てもなく風に 歩いてみました。目をひく建物!コバルトブルーが陽射しに映えております。こちらは、カードショップ Tout le monde ドアを開け 薄暗い店内にはズラ〜とカードや文具 レターセットやシール!

どこかヨーロッパの家に迷い混んだみたいです。

先ほどのお釣りの小銭で封筒を買ってメンバーズカードを新規につくってもらいました〜

表参道に来ると TINTINのキャラクターショップを覗くのですが、この店も立ち寄る箇所に入りました。今度はいつこれるかな?






こちらが 辻 和美さんの購入した作品



こちらが 封筒とメッセージカード!


さてさて 表参道から茅場町へやってきました!暑さはピークです。 友人が参加している写真展を見に来ました。この赴きある風情の井上ビル。堂々たるファザード。一階はBarになっていますね。





薄暗いビル内。涼しげで渋いです。銀座にある奥野ビルを連想します。

こちら3階 森岡書店で開催中の『ニセアカシア発行所展覧会』です。メンバーに友人がいらして 誰かしらいらしたらいいなぁ と思いながら・・・

H氏が 当番です。すっかりご無沙汰ですが 大袈裟な挨拶もなく 昨日別れたあとに 今日も会うみたいな 淡々とした感じが かえって彼らしく こちらも いつもの感じで御挨拶できました!

じりじり熱い小町通り 館内のカフェでまったり

朝になって急に仕事が中止に。
昨夜は気温が30度から下がらない寝苦しい夜だった。
あのときが暑さのピークだってね・・・なのか あれから残暑が厳しかったよね。。。になるのか どうでしょうねぇ。


エアコンは意地でも使わず、しかし扇風機はくじけて使ってしまった。

暑くても網戸にして寝ていれば、夜中はうすら寒く無意識にタオルケットを抱えていたのが 今回は湿度も相まって 寝付けなかった。。。

何か別件の用事が入らぬうちに身仕度。

今朝用意していた おにぎり。(梅干し)をそのまま お出かけのお供に! 少々塩を効かせております。


この夏 是非逃せない催し物のいくつかにあった 鎌倉近代美術館での松田正平さんの展覧会。

晩年のかわいらしい作風?のものは 赤木明登さんの著作で馴染みがあったし、地元で参加している部活動の顧問氏が松田さんとの思い出話をいつか酒場で語ってくれた ことも重なり この展示は


興味津々でした。
もしかしたらなくなってしまう近代美術館での展示っていうのも気になっていました。


鎌倉駅に到着しクラクラするほどの熱さ。

ロータリーには逗子フェスに向かうシャトルバスを待つみなさんがいらしたり 一般の観光客のみなさんがいらしたり。

小町通りのはじまりにあるイワタには、待ち人がいたり。かわいらしい自転車にみとれる。

小町通りの店舗はこれから勢いづく感じ。開店準備をし 打ち水をしている。 歩く人々はもうアイスを食べたり、寄り道したり楽しんでる。

八幡宮境内に入ると一転 落ち着いた風。

若宮通りは 人通りが多いのに。

まだテキヤの露店商も少ない。 もつ焼きの屋台ってはじめてみたなぁ。ニンニクのそそる匂い!! ここで腰を据えても。。。 イヤイヤ まだ早い〜


美術館の入口がそばにあってよかった〜

古めかしいが当時はモダンであろう 美術館の建築。

落ち着き度合いや暑さももはや無関係に佇む建物。 薄暗さが涼しさを呼ぶ。

年代順の展示。 個性を発する前の純粋な油彩から 厚塗りのスタイルを経て晩年の削ぎ落としたような作品。重ねる深みより 空間を想像させ単純化された線描にひけをとらない画面。油彩ながら 水彩のように 一瞬の駆け引きが一層に深みを感じさせる。四国犬という題材がいくつかあった。単純な形はマチエールの深みとは別にかわいらしい表情がみてとれる。

松田さんがこのノリで、版画や彫刻を制作したら 面白いかもしれないなぁ

いつかみた 有元利夫さんの剽軽な木彫にみるかわいらしさに通じるかもしれない。

展示を見終えカフェでひといき。

多くの友人たちがこの美術館のカフェに魅了され隠れ家的面持ちを感じるのがわかる!










ふぅ〜 ハートランドでまったり! ハッピータ〜ン付きです。給仕の方が注いでくれました。 ベランダのテラスから池を眺めたり、店内の佇まいを眺めたり。一通りたのしみ ゆっくりできました〜

その後気になるカレー屋さん キャラウェイやオクシロモンを目指すも 店の前で 萎えてしまい(暑さと人混みが原因かも)足早に帰宅。夕方 大将のところにご機嫌を伺い 充実した休日を堪能しました!