迎えまして

晴天のお正月ですね。喪中の我が家は、とても静かです。年越しは、すぐそばの神社へ参るのが恒例ですが、今回は静かにしております。

挨拶まわりや来客がなく家族だけで過ごす極まれな年末年始です。前の職場のころは留守番がてらシフトをいれて、年末年始プラプラなにもしないのが仕事のような罰当たりのような浮き世離れした作業場が好きでした。新年初日の出は施設の見晴らしの効くポイントを確保し白い息をハアハアとサボって陽を浴びるのもオツなもんでしたね。正月から勤務しているのだから役得役得とニンマリ。他の部署の方と鉢合わせになっても秘密を共存するので楽しい初日の出の思い出。
年末年始の留守番シフトでいつも恒例にしていたのが、12月30日の就業後に銀座の三州屋さんにゆくことでした。オフィスからのお客様が少ないから、ゆっくりできるのです。

普段は時間のかかるので遠慮しているものを注文するのです。



今回は、都合よく時間を確保し銀座へ。
ついでに行くのと、時間をつくり行くのは全然気分が違うものです。

例年に反して混雑の店内。L字カウンターの曲がり角に着席。出入りの度に寒いのだが壁際で落ち着くお気に入りの席。

ホームはお姐さん一人のみの対応。相当破れかぶれアリの立ち回り。このお姉さんは、優しいが忙しいとすぐ仏頂面になる。
贔屓の眼鏡のお姐さんは、休みなのかも。
存在はわかっているのに全然対応してくれないので、瓶ビールを注文し、この時期は注文の相乗りですぐ届くカキフライを頼むものの完全無視。
三州屋攻略方程式が利かない。コマッタもんだ。

今宵は、団体客が多くソロは後回しか。
でも あの お姐さんとは言葉は交わすから顔は覚えているはずだ。
瓶ビールとカキフライの注文が通ってから、頃合いをみて 鯛カブト煮を追加するものの頭ごなしに、今日はそういったものないよ と一喝される。

さっき調理場から団体客へ運ばれたからあるはずだが、逆らわずに 鳥豆腐を注文。

しばらくして 鯛カブトはあったのよ と丁寧に誤られる。

やはりテンパりヒステリックになっていたのか…。




三州屋さんの次は、銀座ささもと へ
店頭で品薄と断りがあるが煮込みだけでよいからと入店〜

梅割と煮込み!塩加減が飲ん兵衛にはたまりませんね。次回は刺しをいただきますよ〜