ベン シャーン展@神奈川近代美術館 葉山館

前の週は、寒いながら陽か高くなるにつれポカポカしてきたが、今回は雨模様。二週続けての鎌倉です。
いつ休みになるか怪しい稼業ゆえ、時間ができたら即行動なのである。1月いっぱいで終了してしまう ベン シャーンをみに行こう〜
お弁当用に準備していたおにぎり持って。



横須賀線に乗車。川崎辺りから車内が疎らになってきたから、おにぎりパクリっ ポットのお茶 ズズっ。

北鎌倉から鎌倉はなだらかなグラデーションになっているのに逗子はまた別物なカンジです。

逗子着 ロータリーのバス停にならぶ。

美術館へは、こちらのバス停ですか?と尋ねる方が多数。

満席のバスは出発。
『やっぱり あれね昨日の 日曜美術館 でやっているからかしら』などとヒソヒソ話の傍ら、舌足らずな女性の喋り方と音圧に場違いな違和感が漂う。

あんな程度でイライラしている自分を自覚できるほど疲労感がある。
昨日の王子駅火災やさくら新道あれからどうなったろう。。。などとイライラしながらバスに揺られながら思い浮かべる。



はじめての葉山館です。
入場券売り場には、今朝早く新幹線で来た旨を伝える紳士。

期限が近いし雨模様だから、興味本位で来られる という方はあまり見受けられない。

何だか60年代70年代に青春を過ごした方々が多い気がする。

ファッションも個性的でかわいい方が男女問わず目をひく。

私は あのちょっと寂しい感じの画風に吸い寄せられた口だけど、なになに レタリングの技術や線描の緊張感あと写真の視点。

画家というよりイラストレーターでありジャーナリストであり職人であり マルチメディアを駆使されているんですね〜。

なかでも見とれたのが、彼が想像したアルファベットの連作。

あるフロアでは1984年当時の日曜美術館のベン シャーン特集再放送している。

国井雅比古アナと浜 美枝さんとの司会コンビ に 山藤章二さんがゲスト。凄い色気がある。モテたんだろなぁ〜などと思ったり思わなかったり。

各フロアを巡り 再度気に入ったフロアをじっくりと。

美術館はやはりひとりに限ります。



満足感いっぱいで、再び逗子駅へ。
雨は段々とやんできている。
バスの窓からは、
雪化粧した富士山がど〜ん!! 曇っているが、その存在感!
千葉からの見え方とは比べものにならない迫力。

マリーナのヨット 海沿いのロイヤルホストなど さぞ眺めが良かろうね。

駅に近づき川沿いの見覚えのある光景。

そうかcoyacafeがあった場所だ あのファザード。 きれいにペイントし直しているが 確かにそうだ。
気づいた時には、既に通り過ぎてしまった。
一体 どんなお店になっているのかな?

かつての タイルや三和士の床 我が物顔のネコ。を思い出した。

駅に到着する頃には、すっかり雨はやんでいた。
ロータリー交差点のそばに『つ久志』という食堂。
なんだかよさげな感じだ。
ガラガラ〜と引き戸から中を伺えば 全うな食堂!

狂いはない!

カウンター 奥にはグループがご機嫌だ。

ブツ定食を注文し ビールと刺身ではじめる。カウンターの中の板さんは 若くキビキビと動き見ていて 飽きない。焼き物とフライヤーを気にしつつ、刺身を盛る。

みそ汁をセットしたタイミングでカウンターの逆サイドにご飯の指示。無駄がない。

夜も来てみたいなぁ

さっきからお姉さんが2階へ忙しい。
なにやら 地元学生の貸し切りのようだ。下まで伝わる熱気は運動部に違いない。

ビールにはじまり 板さんを肴に、日本酒に変えようかと思った矢先に次から次へと お客様がいらして満員。
仕方なく席をたつ。

まあ いいさ 居酒屋グリーンでもするか!

帰りは、長い居酒屋グリーンとなったが結果オーライとしよう途中、人身事故で1時間も足止めを食ったが、ゆっくりとグリーンを満喫し家路へ。